2010年 01月 10日
昨日の夜、ブロガーさんの紹介記事で知って、NHKのA to Z「動物虐待の実態」?と言う番組を見ました。可哀相なペットの現実みたいなものは既に知っているし、見てもつらいばかりだからと迷ったのですが、新しく知ることもあり見て良かったと思いました。結局動物のことだけに留まらずこの国のあらゆる問題点の縮図がそこにありました。ペットショップの売れ筋はとにかく少しでも小さい子犬、子猫である。生まれて8週間は母親から離してはならないのに売るために4週間で引き離す。だから、ちょっとでも大きくなると売れ残り、値段が下げられ、それでも売れない場合は...。パピー.ミル→生産工場。狭いゲージの中に閉じ込められ、産む為だけに生かされている。お腹を見れば何度も何度も帝王切開された後が。揚句に捨てられる。ここでは可愛い犬も猫も物だ。そんな母親から生まれた子供を「可愛い!」と買う。残酷過ぎる。飽きたり、大きくなると簡単に捨てる。愛護センターとは名ばかりの処分センターに持ち込む。頑張っている自治体もあるが、譲渡会でも成犬には見向きもせず、子犬ばかりが貰われて行く。ドイツでは子犬 も成犬も同じように里親が見つかる。自分の好みもあるだろうが、何とかセンターにいる子を救おうとは思わないのだろうか?問題は相性だけなのに。お金さえ儲ければ何をしてもいい。この国には今そのような人間が多すぎるのではないか。元繁殖業者の言葉。悪徳業者から「買う人間が無知なんですよ。馬鹿なんですよ」いろんなことに当て嵌まりませんか?
by kkagayaki
| 2010-01-10 18:10
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