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猫多摩散歩日記

kkagayaki.exblog.jp
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2010年 05月 01日

すぎやまこういち氏「国想う在野議員の会」を語る

G.Wがいよいよスタートしました。
思いっきり楽しんでほしいと思いますが、
日本が今崖っぷちであることも決して忘れないで欲しいのです。
昨年の8月以来、いつもの秋、冬、春ではなくなりました。
民主党は日本人の為の政党ではなく、日本人の敵であることが
一般にも知られるようになってきました。
私は行けませんが、連休中も日本を守る戦いのデモや集会が目白押しです。
5月スタートの日、花うさぎさんの「花うさぎの世界は腹黒い」から
すぎやまこういち氏の論文を掲載します。日本がどういう状況であるかよくわかります。
民主党は”日本人の敵”
であることを分かってほしいのです。
めざすは「打倒!民主党」

新党は暗黒の帝国軍に抵抗する義
勇軍、連携して最後は魔王を倒す!

あの戦争を知る世代としてー
一国民が立ち上がるとき
【打倒民主党に向けて立ち上がったのは、新党だけではない。四月八日、作曲家のすぎやまこういち氏らの呼びかけで永田町に新たな政治グループが誕生した。昨夏の衆院選で落選した有力議員の発言力を回復し“オール保守”の態勢で民主党政権の暴走に歯止めをかける「国想う在野議員の会」だ。メンバーは、元文科相の中山成彬氏や西村眞悟氏ら十三人。応援団には、新党たちあがれ日本の平沼赴夫代表や安倍晋三元首相ら保守の重鎮が名を運ねた。「国家解体の危機を救うには、議員バッジをつけていようがいまいが、志ある国民は全て大同団結し、行動を起こさなければならない」とすぎやま氏。自らも一国民として行動するに至った経緯を、以下のように語った】 
保守団結の起爆剤に
 日本は今、濁流に押し流される小舟です。濁流の先には大きな滝があり、やがて小舟は、滝から落ちて粉々になるでしょう。一刻も早く安全な岸に寄せなければならないのに、舵は不良品で全く役に立たず、漕ぐための擢(かい)もありません。

こうした危機的な状況が、政権交代により生み出されたことは、言うまでもないことです。鳩山政権という日本の舵は、驚くほど役立たずでした。対する自民党など野党勢力も、昨夏の総選挙で日本の擢となる保守政治家が多数落選してしまったため、全く精彩を欠いています。この現状を打開するには、議席を失った保守政治家を早急に国会に戻し、民主党の暴走をくいとめなければなりません。

そう思って私は、「国想う在野議員の会」の立ち上げに参画しました。この会が、自民党に立党の精神を呼び覚ますとともに、新党「たちあがれ日本」や首長運合「日本創新党」など新たな保守の動きを活性化させる、起爆剤の一つになればと思っています。

さて、本題に入る前に一言ことわっておきます。私は、政治評論の専門家ではありません。しかし、私のような門外漢でさえ何か行動しなければならないほど、事態は切迫していると思っています。大袈裟に聞こえるかも知れませんが、日本という国が無くなってしまうかどうかの、瀬戸際なのです。
テレビのコメンテーターや新聞の論説は、もはや全く信用できません。確かに彼らは、政治報道に関わるプロフェッショナルでしょう。しかし昨夏の衆院選の前に、現在のような政治の混乱を予測した人がいったい何人いたことか。むしろ多くは、政権交代により風通しが良くなると、政治の透明性が高まると、少なくとも自民党政権より国民の声に耳を傾けるようになると、そう論じていたのです。

私の知る限り、インターネツトの情報のほうが、よっぼど事態を正確に予測していました。新聞が「政治に新しい風を」などと書き立てていた時、ネットの"住人"たちは「独裁政治が始まる」「外交も財政も破綻する」「日本が日本でなくなる」と、警鐘を鳴らしていたのですから。

今になって、「こんなはずではなかった」と首をひねる人もいますが、テレビや新聞がきちんと伝えてこなかっただけで、現在の混乱は全て「こんなはずだった」と言えます。政治とカネをめぐる問題もそう。小沢幹事長や鳩山首相の政治資金疑惑は、政権交代後に出てきた話ではありません。民主党が自民党とどっこいどっこいの腐敗体質であることは、総選挙の何ヶ月も前から分かり切ったことでした。

今や国民は、選挙のたびにマスコミがつくりす"風"から一歩離れて、自ら考え、自ら行動するときではないでしようか。

誰のための「反戦」か

【「国想う在野議員の会」が目指すのは、もちろん打倒民主党だ。「民主党の本質は『反日』であり、このまま暴走を許せば取り返しのつかないことになる」と、すぎやま氏は危機感を募らせる】

政権の座についた民主党のやろうとしていることに、決定的な危機感を抱いたのは、昨年十二月に訪中した小沢幹事長が胡錦濤国家主席に向かって言った、あの一言でした。

「こちらのお国(中国)に例えれば、解放の戦いはまだ済んでいない。七月に最終決戦(参院選)がある。人民解放軍でいえば、私は野戦の軍司令官として頑張っている」

私はこの言葉を、単なる比楡やリップサービスと聞き流すことは出来ません。もしも民主党が参院選に勝利し、衆参ともに単独過半数を制すれば、日本は中国の支配下に置かれ、〃中華人民共和国日本自治区"になるのではないかと、本気で危慎しています。

なぜなら日本にはー信じがたいことですがー自国の弱体化を図る奇妙な勢力が存在しており、その勢力に民主党が取り込まれているからです。
思えば戦後の日本は、国際社会では全く通用しないような、政治思想がもてはやされてきました。自国の歴史をマゾヒスティツクにさげすみ、愛国心を持つ者を右翼とレッテル張りし、他国の侵略から国を守ろうとする気カまでも萎えさせる、倒錯した思想です。

こうした思想を吹聴する人たちは、ことあるごとに「戦争反対」と訴えます。しかしそれは、本心からの「戦争反対」でしょうか。(中略)これに対し、戦後の日本にはびこってきた「反戦」は、祖父や父の考え方とは明らかに異なります。

本当に戦争の惨禍を阻止したいなら、抗議の矛先は日本ではなく、過去二十年以上にわたり軍事費を膨張させてきた中国か、密かに核兵器を開発して大っぴらにミサイル実験を繰り返す北朝鮮にこそ、向けられるべきでしょう。ところが戦後の「反戦主義者」たちは、日本を戦禍に晒すかも知れない“近隣諸国”の軍拡にはほとんど声を上げません。

反面、日本の同盟国であるアメリカの軍事行動には口を極めてののしり、日本を戦禍から守ってくれる在日米軍を追い出そうと躍起になっています。それを「反戦」と言うのでしょうか。ただ、こうした理解不能な言動も、彼らの「反戦」が日本のためではなく、中国などのためであると考えると、たちどころに氷解します。つまり彼らの真の狙いは「反戦」ではなく、「反日」であるとー。(中略)
これはもう、リベラルと保守の政策上の対立というより、反日勢カと保守勢力の思想上の戦争といって、過言ではないでしょう。

「数」より「質」の問題
【国民の生命さえまともに守ろうとせず、国家解体への道を突き進む民主党政権に“待った”をかけるため、「国想う在野議員の会」では研究会などを開いて理論武装に努めるとともに、目前に迫った参院選では、打倒民主党を掲げる候補者を、党派を超えて支援することもあるという】

残念ながら現在の国会に、民主党政権の暴走を食い止めるカがあるとは思えません。無節操なバラマキにより過去最大の九十二兆三千億円に膨らんだ今年度予算案も、戦後五番目の早さであっさり成立してしまいました。

これは、議席の「数」だけでなく、議員の「質」にも問題があると言わざるを得ません。たとえ少数であれ、国益に反する政策には座り込みをしてでも反対するという気迫と覚悟と行動力のある議員が、少なすぎるのです。

 このため在野議員の会の最終目標は、行動力の面で実績のある落選議員を国会に返り咲かせることにあります。しかし、最長で三年後の次期衆院選を待っていたのでは、その間に外国人参政権法案などが成立してしまい、取り返しのつかない事態になるでしょう。

そこで在野議員の会では、国会外であっても個々のメンバーが精力的に活動し、それぞれの立場を生かしながら、打倒民主党を幅広くアピールしていくつもりです。会としては当面、勉強会などを開いて理論武装に努める方針。四月八日に行われた発会式でも、千葉景子法相らがごり押ししようとしている選択的夫婦別姓など民法改正の問題点について、自民党の稲田朋美衆議院議員に問題提起の講演をしていただいたところです。

ちょうど、新党たちあがれ日本の旗揚げで政界が大きく揺れていた時でしたが、渦中の平沼代表も出席、安倍元首相とともに、打倒民主党に向けた保守勢力の結集を、力強く呼びかけられました。

その発会式で印象に残ったのは、有識者代表として挨拶された渡部昇一先生が、こう話されたことです。「民主党には、中国や北朝鮮の手が回っている。少なくとも、中国や北朝鮮の手が回っている人たちの手が回っている」と。
もちろん渡部先生は、茶目っ気たっぷりにそうおっしゃったのですが、全く正鵠を射た発言だと、私は思っています。

保守の大同団結を
【「国想う在野議員の会」は、新党ではない。メンバーの大半は自民党だが、党派の枠を超え、現役か否かの枠も超えて、幅広い連携を目指すという。その活動が成果を挙げ、日本の危機を救えるかどうかは、自民党に立党の精神を呼び覚まし、新党とも協カし合って民主党への包囲網を築けるかどうかにかかっている】

発会式の二日後、たちあがれ日本が正式に結党しました。さらに一週間後、山田宏杉並区長や中田宏前横浜市長ら首長連合の「日本創新党」も新党結成を表明しました。

こうした動きを、私は日本のために歓迎しています。私の好きなロールプレイングゲームに楡えるなら、さしずめ今は、魔王が支配する暗黒の帝国軍に抵抗するため、あちこちで義勇軍が立ち上がったところでしょうか。やがて義勇軍は、それぞれの持ち味を生かしながら連携していき、最後は魔王を倒します。

現実の世界でも、こうでなければなりません。自民党や新党が競って候補者を乱立し、互いに票を奪い合うようになれば敵を利するだけです。これ以上、日本を弱体化させないため、目前に迫った参院選で民主党を大敗に追い込むという、共通の目標を忘れてはなりません。

憲法改正問題や靖国問題も大切ですが、今、何より求められているのは、大同団結の精神なのです。そのために、在野議員の会も、何らかの形で役割を果たすことが出来ればと、私は思っています。
たちあがれ日本の結党で、平沼代表と与謝野馨共同代表は理念がかけ離れているのでうまくいかないだろうと、批判的に報じられました。しかし私は、ある意味、大同団結の見本を示してくれたと思っています。鳩山政権の支持率は、ついに二割台に落ち込みました。国民も、民主党の本質に気付き始めています。もちろん小沢幹事長は、参院選前に何らかの手を打ってくるでしょう。昨夏の衆院選前に党代表を形だけ辞して選挙担当の筆頭代表代行になったように、幹事長。を形だけ辞する可能性もあります。
 
しかし、私たち国民は、
もう編されません。
テレビや新聞がつくり出す"風"ではなく、
自ら行動して"風"を巻き起こす時なのです。



by kkagayaki | 2010-05-01 12:35 | 政治に関する独り言


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