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猫多摩散歩日記

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2009年 11月 08日

マイケル・ジャクソンと 鳩山由起夫


マイケル・ジャクソンと 鳩山由起夫_a0078986_12564364.jpg



マイケル・ジャクソンのラストコンサートが彼の急死でまぼろしとなった、
そのリハーサル・シーンを集めたドキュメント映画
「This is it」を見てきました。
ジャクソン・ファイブとしての武道館での初来日公演、
ソロとしての初来日公演を見てきましたが、いずれも遠くの席ゆえ豆粒程度。
この映画はまさにS席、しかもかぶりつきで見ていたような感覚を
味わうことが出来ました。マイケル・ジャクソンと言うよりは、
当時のモータウン・サウンドが好きだったのでその延長上であって、
熱狂的なファンと言うほどではありませんでしたが、
ジャクソン・ファイブ時代のLPは数枚持っています。
MTVでも、グラミーショーの受賞の時のステージでも
彼のパフォーマンスの素晴らしさは十分知っていたつもりですが、
いやぁ、ここまで凄いとは思わなかったですね。
数々の奇行や醜聞でワイドショーを騒がせるようになってしまって、
ちょっと離れて見ていたのですが、この映画では全部吹っ飛びました。

これぞ、スーパースター、
これぞ、プロフェッショナル

と言える
見事なステージでしたね。

あそこまでになると、何となく周りにいいように動かされていると
思っていたんですが、
肝心なところではしっかり自分の考えを持っていて、
自分で決めて行きます。
控え目で謙虚でもあった姿が印象的でした。

プラス、世界から選りすぐられたバックダンサーたち、
この人たちのダンスも見事でした。
マイケルとのステージを夢見て挑戦し、そして実現間近で夢が断たれた。
この映画はこのバックダンサーたち、
ワールド・ツァーを目指して日々努力を続けていた
関係者たちの為にもつくられて良かったと思いました。
そうしないと努力が報われない気がして。

「映画でひと儲けした」とか、
「この映画で彼を神格化させるのに成功したのでは?」などの
いろんな評価もあるけれど、今回はそんなことはばっさり忘れて、
思いきり、素晴らしいステージを楽しんだ方がいい。

さて、マイケル・ジャクソンと鳩山由紀夫、
何の関係が?
と思われることでしょうね。

この映画の最後の方に環境破壊を訴え、

地球を癒そうというメッセージが出てきます。
彼自身の作詞・作曲でヒットした

「Earth song」
がそのテーマソングでしょう。(歌詞も出てきます。)

スーパースターが、地球が破壊されるのを嘆いて歌をつくり、
(メッセージを発し)
聴いた人たちが共鳴して少しでも地球を癒す、地球を守ることにつながる
何らかの協力を惜しまないようになっていくことは悪いことではないでしょう。
うる覚えなのですが、「二酸化炭素を4年で地球からなくす(?)」
なんてメッセージもあるんです。
現実的には、不可能なことでしょう!あくまでも理想、
理想だけでは世の中は変わりませんよね。
だけど、その思いを伝えていくことはとっても大事なこと。
それはわかります。

鳩山首相は、選挙前も今も国会の予算委員会でさえも、
現実的な答弁よりも長々と理想論を語っています。
理想を語ることは悪いことではないけれど、彼はマイケル・ジャクソンのように
ファンを夢の世界、また非日常の世界へ連れて行ってくれるスーパースターではない。
少し、政治的な環境問題を歌にして、自らの思いを伝えて「関心を持ち、協力して!」
と訴える宗教家でもミュージシャンでもない。
政治家は理想を語るだけではやっていけません。
内を守ることはもちろんのこと、外に目を向ければ
「世界は腹黒い」近隣諸国や世界中の連中が、
隙あらばと日本を狙っているというのに、
友愛だの宇宙だの、地球だのと言っていては足元をすくわれるだけ。

そのことを危ぶむのは有権者の中の〇%でしょうか?
早く、きづいて欲しいのです。

by kkagayaki | 2009-11-08 12:51 | 映画 テレビ他


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